決済会社大手のVISAデジタル通貨に対する最近の動き
VisaのCEO、今後数年間でデジタル通貨に大きな可能性を主張
VisaのCEOであるAlfredKelly氏は、先日行われたVisaの2021年第1四半期決算発表にて、今後数年間でデジタル通貨に大きな可能性を見出しているとコメントした。
同氏は、あくまで「数年後」ではあることは強調しつつ、「Visaネットワーク上で直接デジタル通貨がより定期的に実行される」との見方を示唆した。
VISA、「銀行のビットコイン売買サービス提供」を可能にする新事業を発表
VISA、仮想通貨関連で新サービス
決済会社大手のVISAは2月3日、従来の銀行がビットコインなどのデジタル資産の売買サービスを提供できる仕組みを整える新事業を発表した。
機関投資家向けにデジタル資産のカストディ(資産保管)サービスなどを手がける米アンカレッジ(Anchorage)と連携。銀行が顧客向けに、デジタル資産を売買できるサービスを提供することを可能にするテストを実施している。実際のサービスとして実現すれば、銀行は、アンカレッジのデジタル資産プラットフォームにアクセスできるAPIに接続することで、サービスの提供を行うことができるようになる。
VISAは、仮想通貨(暗号資産)関連企業と連携することで、仮想通貨決済を可能にするカードの発行を行なってきたが、銀行向けにデジタル資産の売買サービスの仕組みを提供するのは初めて。当該ニュースを報じたCoinDeskによると、VISAの構想としては、ステーブルコインや他のアルトコインへの対応も検討しているという。
参考資料:
VisaがQ1決算「仮想通貨をVisaネットワーク上で直接実行」前向き戦略示唆
【Q1決算】Visa CEOのAlfred Kelly氏が「仮想通貨をVisaネットワーク上で直接実行する可能性」を示唆した。現在同社はすでに35の関連プラットフォームと提携しており、期待は高まっている。#ビットコイン #BTC
決済大手VISA、「銀行のビットコイン売買サービス提供」を可能にする新事業を発表
決済会社大手のVISAは3日、従来の銀行が仮想通貨(暗号資産)ビットコインなどのデジタル資産の売買サービスを提供できる仕組みを整える構想を発表した。