今、twitterで仮想通貨取引所のzaifで一時20億BTCの売り板が出現した?と話題になっています。
日本円に直すと時価約2154兆円・・・!
zaifで20億BTCの売り pic.twitter.com/YLnYcYEr5m
— ダイヤのツルハシ (@kuyo0919) 2018年2月16日
【速報】
20億BTC(時価約2154兆円)の売り板がZAIFに出現!!!!!!*BTCは最大発行枚数でも2100万BTCです。 pic.twitter.com/TCGWfnHeNp
— 灯篭 Blockchain かもしれない (@touroukawaii) 2018年2月16日
これは一体・・・? 昔、株で似たようなことが・・・
あっ!ジェイコム事件だ!!
ジェイコム株大量誤発注事件
昔、株式市場で超安値であり得ない数の売りが出現して、話題になった事がありました。
有名な「ジェイコム株大量誤発注事件」です。
ジェイコム事件では、みずほ証券の中の人が「61万円1株売り」を「1円61万株売り」と誤発注して相場が一気に暴落し、その際にすかさず破格の安値で株を大量に買ってその後売り抜けて一日で20億円以上を稼いだとしてBNF氏がネットで超有名になりました。
ジェイコム事件の問題点
ジェイコム株大量誤発注事件で問題になったのは、「1円61万株売り」という発注が通ってしまった事です。
発行済み株式数が14,500株しかない株に61万株という売りが出てしまったのです。理論的にあり得ませんよね。
人間誰にでも間違いはありますので、本来こういうミスはシステムがエラーを吐いて止めるべきなのですが、当時はこれが通ってしまいました。
その結果、相場は阿鼻叫喚の大パニックに・・・
今回のZaifの件との類似点
BTCは総発行枚数の上限は2,100万BTCとあらかじめ決まっております。
そこに20億BTCの売り板など理論上あり得ず、ジェイコム事件とそっくりです。
もしこんな事が出来るとしたら一部の人間があり得ないほどの大量の売りを入れて相場を暴落させ、安くなった所で買い占めるなんて事も可能になってしまいます。
「この大量の売り板の原因が何なのか?」は今のところ私たちにはわかりませんが、システムでエラーを出して誤発注を止める安心安全のシステムの導入は必須ですね。
しかしこの売り注文が成行じゃなくて本当に良かったですね。
でも成行だったら今ごろ第二・第三のBNFが出現していたかもしれません。笑
Zaifさんには期待しておりますので頑張ってもらいたいと思っております。
以上です。