仮想通貨にはたくさんの専門用語やネットスラングがあります。
もともと相場においても沢山の専門用語が存在します。
それらの専門用語とネットスラングをある程度知っていないと、ネットで仮想通貨の情報を見ていても何が何だか訳がわからなくなると思うのでまとめてみました。
ちなみにネットスラングとはネット上で飛び交う俗語(スラング)の総称です。(※故意か偶然かによらず、いつしか生まれて次第に広まり、いつの間にかネット上で皆が使うようになる俗語。)
以下が仮想通貨をやるために知っておいた方が良い用語のまとめです。
仮想通貨初心者の方もとりあえずこれだけ知っていれば問題ないでしょう。(笑)
※仮想通貨独自の用語は太字で書いてあります。
あ行
ICO(アイシーオー)
仮想通貨発行を利用した資金調達のこと。
足(あし)
チャートのローソク足のこと。分足・時間足・週足・月足などその時間軸と組み合わせて使う。
握力
仮想通貨を売らずにホールドする力のこと。
アノマリー
理論的に説明できないが相場に存在する法則のこと。
アビトラ
取引所の価格差を利用して鞘取りをすること。アービトラージの略。
アベコイン
日本円(JPY)のこと。アベコインマイニングとは労働のことを意味する。
アルゴ
個人に損をさせて利益を上げる自動売買を行うプログラムのこと。
アルト
ビットコイン以外の仮想通貨のこと。
板
取引所での売り注文と買い注文の量と値段が表示される画面のこと。
イナゴ
儲かると聞いてどこからともなく群がる参入者のこと。
イナゴタワー
イナゴの集団による成行買いの連鎖で値が釣り上がったチャートのこと。
S(エス)
売り注文のこと。
FX(エフエックス)
証拠金取引のこと。売りから入れたりレバレッジ(倍率)を掛けて取引が出来る。
L(エル)
買い注文のこと。
オーダー
買いや売りの注文のこと。
オーバーシュート
相場の勢いが強すぎて過剰に行き過ぎてしまった値段やチャートのこと。
往復ビンタ
短期間で売りと買い双方で損切りを食らうこと。
押し目
上昇相場にて一定のリズムで下がる場面のこと。
オワコイン
誰しもが興味が無くなって取引が過疎って下落していく仮想通貨のこと。
か行
回転
買いと売りの取引を短期で何度も行うこと。
ガチホ
ストロングホールドの意味。何があっても売らないこと。
担がれる
売っていたが大きな含み損を抱えること。
ガラ
暴落のこと。ナイアガラが語源の説とガラガラと崩れるから来ている2つの説あり。
基軸
取引所で取引の中心に扱われる仮想通貨のこと。仮想通貨ではビットコインが基軸。
逆指値
一定の価格(今よりも高い値段で買う・今よりも安い値段で売る)になったら売買を行うように設定しておく注文のこと。
クジラ
大量に仮想通貨を保有してる人たちのこと。
草コイン
雑草のように次々と生えてくる無名の仮想通貨のこと。
クラウドマイニング
仮想通貨をマイニング(採掘)している会社に出資して配当金を得るサービスのこと。
グラフ
チャートの事。
クローズ(C)
ポジション(保有する買い玉又は売り玉)を閉じること。略して一文字で「C」と書かれることもある。
現物
実際に買って所有権を得る取引のこと。
GOX(ゴックス)
取引所が破綻して飛ぶこと。マウントゴックス事件から来ている。
さ行
指値
一定の価格(今よりも安い値段で買う・今よりも高い値段で売る)になったら売買を行うように設定しておく注文のこと。
サトシ(Satoshi)
ビットコイン(BTC)の最小単位のこと。1BTCの1億分の1。0.00000001BTC=1Satoshi。ビットコインの論文を書いたサトシ・ナカムラにちなんでつけられた単位名。
サポ
買いが入って支えられる価格水準のこと。サポートライン(支持線)の略。
仕立て
仕手の意味。いつの間にか仕手が仕立てと呼ばれるようになった。仕手筋のことを仕立て屋とも言う。
仕手
ある一定の集団が大量の資金で自ら相場をつくり出すこと。相場操縦の一種。
ジャンピングキャッチ
相場の天井で華麗に買いを入れること。
ショート
売り注文のこと。
スキャ
短期的な売買のこと。スキャルピングの略。
スキャム
詐欺や詐欺コインのこと。
ストップ
ある一定の価格になったら損切りを行う注文のこと。
スプ
FXなどで現在の買い値と売り値の差額のこと。これが業者の利益となる。スプレッドの略。
セリクラ
暴落相場の最終局面にて投げ売りの連鎖で一気に価格が下がること。セリング・クライマックスの略。
セルフGOX(セルフゴックス)
送金時のアドレスの入力間違いやペーパーウォレット紛失などの自らのミスで仮想通貨を消失させること。
ゼロカット
万が一相場が一気に急変して大きな負債を背負っても証拠金がゼロになるだけで請求が来ないこと。
全モ
チャートが一気に動くがその後に元の値段に戻ること。全戻しの略。
損切り
保有する注文の損失を確定させること。
た行
タグ
取引所などに仮想通貨を送金する際に付ける個人識別の為の文字列のこと。
中央集権
その仮想通貨の発行主体が存在すること。リップル(XRP)など。
テクニカル
過去の値動きやチャートを分析して先行きを予測する手法のこと。テクニカル分析の略。
トークン(token)
既存のブロックチェーンを利用して(借りて)作られた仮想通貨のこと。代用貨幣(英訳:token)から来ている。
ドテン
今までのポジションを解消して方向を逆転させて取引をすること。(例:ロング→ショートへ転向、ショート→ロングへ転向)
トレ転
上げトレンドが下げトレンドに変わったりする際のトレンド転換のこと。
トレンドライン(TL)
上昇相場や下落相場のトレンド発生時にチャートに現れる規則的な線のこと。上昇相場では安値と安値を結ぶ線。下落相場では高値と高値を結んだ線。
な行
成行
相場で価格を指定せずに売買の注文を入れること。
ナンピン
含み損が膨らんだ通貨を安値で買い増しして平均取得価額を下げること。
寝ショート
ショートしたまま寝てしまうこと。
ネタコイン
コンセプトが面白い冗談半分の仮想通貨のこと。
寝ロング
ロングしたまま寝てしまうこと。
は行
バイン
一気にチャートが上昇すること。
非中央集権
その仮想通貨の発行主体が存在しないこと。ビットコイン(BTC)など。仮想通貨の主流。
火柱
一気に上昇したチャートのこと。
ピラミッディング
含み益が乗ったら更に注文を増していくこと。セオリーとして新規で追加する量は徐々に減らしながら積み増していくのでピラミッドのような形となる。
ファンダ
その仮想通貨の材料や仮想通貨を取り巻く政治的な要因などのこと。ファンダメンタルズの略。
フィアット
法定通貨(JPYやUSDなど)のこと。
フォーク
仮想通貨が分裂すること。ハードフォークとソフトフォークがある。
踏まれる
売っていたが価格があがって高値で買い戻すこと。
ブラマン
相場全体で全てのチャートが大暴落すること。ブラックマンデーの略。
ブロックチェーン
多くの人が監視や承認をすることで改ざんが非常に困難な分散型ネットワークのデータベースシステムのこと。
棒グラフ
チャートのローソク足のこと。
ポジ
今現在約定して保有している買い注文または売り注文のこと。ポジションの略。
ボット
自動的な取引を行うプログラムのこと。
ボラ
相場の変動の大きさのこと。ボラティリティの略。
ボリバン
テクニカル指標のボリンジャーバンドの略。
ホワイトペーパー
仮想通貨の技術や特性が掛かれている論文や白書のこと。
ポンジスキーム
出資を募り自転車操業で運用して配当金を出すというような詐欺のこと。
ま行
マーチン
負けたら次は倍の資金を賭けて勝つまで繰り返す手法。マーチンゲール法の略。
マイニング
仮想通貨を採掘すること。
Moon(ムーン)
今まで低迷していた仮想通貨が一気に上昇すること。
戻り
下げ相場の途中で定期的にある一時的な上昇のこと。
や行
約定(やくじょう)
取引が成立すること。
ヨコヨコ
相場が上にも下にも動かないこと。
ら行
利確
利益確定の略。
リミット
ある一定の値段になったら利益確定する注文のこと。
レジ
売りが入って叩かれる価格水準のこと。レジスタンスライン(抵抗線)の略。
レバ
資金にテコの原理を使って何倍もの大きな額の取引をすること。レバレッジの略。
レンジ
相場がある一定の幅で上下動を繰り返すこと。
レンディング
仮想通貨を貸し出して利息を得ること。
ロールバック
取引の履歴を巻き戻して全ての取引を一定の時期からやり直すこと。
ロスカ
損切りのこと。ロスカットの略。
ロックアップ
市場で売買できないように凍結すること。
ロング
買い注文のこと。
わ行
Y(ワイ)
注文を出さずに様子見すること。
これだけ覚えておけばまずは問題ないと思います。
しかし仮想通貨の用語は日々新しく生まれているので今後も追記していきます。